Western Electric ウエスタン・エレクトリック 118A 真空管パワーアンプ 6L6 PP メンテ済み美品! 魅惑のSTCです! 付属品付! 値下げ! の出品でございます。
ウエスタンエレクトリックの大変に貴重なパワーアンプです!
トーキーシステムでもお馴染みの同社の傑作アンプであり、当時としては最も高出力なモデルの一つでは無いでしょうか?
開発は1938年となりますが、設計は現代でも通用するかなり気合の入った内容です!
主な構成としましては入力トランス618Cから増幅管6J7をpp構成とし、また出力管には6L6をパラレルppで出力トランスに173Dを組み合わせた50W出力というハイパワーには驚きますね!
当時でもこの出力を誇るものは殆ど無く、シアターはもとよりPA用途、スタジオ用途などかなり汎用性の高いお品でした。
そう考えると如何に優れたアンプかは容易に想像が付きます。
無論、トランスのサイズといい設計の内容といい、物量も現代のアンプとは比較になりません!
肝心の音質におきましては、パラレルPPならではの低音の厚みを持ちながらも、中音のマイルドさを兼ね備えたサウンドであり、決してガツガツとした大味さは感じさせません。
また、真空管もアメリカ製の6J7に加え、整流管はシルバニア製の274Bを採用し、出力管には6L6系の最高峰とも称されたSTCのCV-1947を組み合わせた超贅沢な内容です!
その甲斐もあってか、音の粒立ちの良さといい、リアリティといい流石に凄みのある再現力には息を呑みます。
音楽もJAZZからクラシックまで幅広くお楽しみ頂けますが、意外にも現代の音楽においても力強さのある再現力がありますので、驚きです!
スピーカーもウエスタンで組むのはやはり最高かとは思いますが、往年のALTECやJENSEN・TRUSONICなどのWE直系ブランドのシステムとも抜群の相性です!
これは決して古臭さの無い優等生であり、実用性も高いお品かと思いますので、オススメです!
コンディションにおきましては、軽微なキズ・サビは見られますが、戦前の製品と考えれば綺麗なお品かと思います。
過去にメンテナンスも行われたお品であり、前オーナー様より10年間一切のトラブルも無かったとのことです。
また、様々なアンプを所有されている為、メンテ後の使用時間は150時間ほどと酷使はしておりません。
無論、現在も動作及び音質は申し分ないお品かと思います。
古いお品ですので、ボリュームを上げれば若干の残留ノイズは確認されますが、増幅管の6J8をメタル管にされる事で、よりパフォーマンスは期待できる事だと思います。
内部の配線も左右で違いは無く綺麗な状態です。
左右で塗装の色合いがシルバー(初期型)とグレー(後期?)で異なりますが、左右のゲイン差は殆ど無く、音質の差は感じられません。
モノラル時代のものと考慮すれば、仕方の無いレベルです。
使用に当たっては使い易いように電源ケーブルとRCA端子は取り付けており、スピーカーも接続が分かるようにメモをお付け致します。
入力は現在はアンバランスにて接続しており、ゲインボリュームも使えるようになっておりますが、簡単な配線でバランス入力にも変更は可能です。
無論、入力トランスの618Cも付いており、現役です!
付属品として、回路図などのマニュアル資料やメモと交換用に整流管のRCA製の5Z3を2本お付け致します。
今後のメンテナンスにも役立てるかと思います。
これだけでもかなりのお宝かと思います。
通常では350万円程でお取引されているお品ですので、100万円以上もお安く大変にお買い得かと思います!
この機会にどうぞ!